間違い電話の件

携帯電話の普及で固定電話の使用が激減するなか
我が家では「間違い電話の取次ぎ」で健在中
留守番電話に
その1
「こちらは大分市の○○寺です。この度は大変貴重な本を
寄付して頂き誠にありがとうございました
山田さまに直接お礼を申し上げたくお電話いたしました」と
・・・うち山田さんじゃないし
ナンバーディスプレーなので電話番号の履歴が表示される
はい、○○寺に電話かけてあげました
そりゃ~喜ばれましたよ。
番号がひとつ間違ってたわ
その後 本物の山田さんにお礼を伝えることができたことでしょうね
その2
ご高齢のご婦人の声で
「菊田さ~ん、菊田さ~ん
今から直ぐタクシーが向かうから家の前に出とってください
車椅子は用意しとります」
・・・うん、菊田さんじゃないし
え?これってほんの数分前の留守電やんか
まだ間に合うかも!
またも履歴をみてかけてあげましたよ
これまた番号がひとつ違ってた
無事に菊田さんは車椅子に乗れたことでしょうね
その3
ご高齢のご婦人の声で
「吉田でございます。ご無沙汰しております
年末から風邪をこじらせまして
年賀状を書くことができませんでした
お電話でご挨拶をと思いまして~ゴホゴホ」
・・・吉田さん、まだ風邪が治ってないのね
って知らんし吉田さん
今回はスルーしちゃった
すると
数日後またも
「吉田でございます。ようやく体調も戻りつつあります
今年の風邪は性質が悪うございます
年賀が届かないとご心配なさってるといけませんので
お電話差し上げております。この年になりますと年賀のないのは
悪い知らせかと~~~あの世の主人もど~のこ~の~~」
吉田さん喋くりが止まらない
どなたにお掛けなのかわからないが
吉田さんとわたし面識がないことは確かです
仕方ないから
履歴をみて吉田さんにかけてあげたよね
吉田さん、話が呑み込めない様子で
ご理解されるまで大変でございました
咳も落ち着いたご様子(笑)
最後に
「性質の悪い風邪で大変でしたね、お大事に」と。
外でも家でも
「お大事に」
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